浮気が発覚した原因の1つに、愛人からと思われる「手紙や写真がポストに投函されていた」「匿名の電話があった」といったことがあります。
最初はイタズラか嫌がらせかと思っていても、そういったケースでは同じようなアプローチが繰り返し行われることが多く、中にはストーカー事件や他の事件に発展してしまうことがあります。
それらの大半は匿名や非通知であり、誰からのものかわかりませんが、浮気の当事者である夫(妻)にはわかるはずです。
その意図は、「自分の存在を知らせて離婚を迫る」「既に別れていて、その腹いせ」といったことが考えられます。
自分だけが配偶者に浮気がバレたのは不公平といった理由や、一方的に別れを告げられたといったような事情からになります。
愛人からの攻撃とはいえ、配偶者の浮気が事実であれば、それらも浮気の証拠の1つであるといえるでしょう。
意図はどうであれ、今後の展開も考え、とりあえず残しておくことをお勧めします。
ストーカー事件の証拠物ともなる可能性もあります。
きっかけが愛人からの情報提供であっても、愛人への対応はともかく、浮気の当事者が配偶者である以上、配偶者をどうするか考えなければいけません。
まずは浮気が事実であるか証拠を集めて確認するなり、否定されるのを覚悟して追及するといった方法が考えられます。
追求して否定された場合は、それ以降の証拠を集めるのは難しいと考えた方が良いでしょう。
離婚するのか婚姻関係を継続するのかは重要な判断です。
手紙や写真、電話は確かに貴方に向けてものでしょう。
ただ、攻撃の意図がある場合、その攻撃相手が貴方であるとは限りません。
同じものが配偶者の勤務先や実家といった場所へ送られている可能性もあります。
そういった場合は、その攻撃対象は貴方の配偶者へ向けられたものと考えるべきでしょう。
離婚を促す目的でなされた事であるのか、配偶者の過程での地位や職を貶めようとしているものなのかを冷静に判断し、正しい対処法を考える必要があるでしょう。